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子育てチェックシート

11.子供をしかることができますか?

子供をしかることができない親は、自分に甘い親、自分に自信のない親、子供に関心のない親です。

しかられたことのない子供は、善悪の基準があいまいのまま育ちます。

あいまいのままの自分に自信も失っていきます。
親に不満と不信感を持つようになります。

自分の人生を見つめている親になってください。

子供の人生を考える親になってください。

12.「子供は親の言うことを聞くもの」と思っていませんか?

自分の子供は自分のもの、親の言う事を 聞くのは当然と、親はいつまでも漠然と思っているものです。

しかしそう思っていると、子供が反抗期にさしかった時、反抗のきざしを見過ごしてしまいます。
そして子供の言動が理解できず、子供を押さえ込んでしまいます。

反抗期は子供の大切な成長過程の一つです。

反抗期は、親にとって戸惑いの連続です。
それを乗り切るためにも、幼いころから 「子供の人格」を認めてください。

13.子供はしかれば親の言うことを聞くと思っていませんか?

しかられて親の言うことを聞くのは、子供が幼い頃までです。

反抗は、子供の大切な成長過程のひとつです。
子供の反抗を押さえようとしないでください。

反抗期には、対等な関係で話をしていることを子供に伝えることが大切です。
聞く耳をもつことです。

人に迷惑をかける反抗であったら、「社会の大切な決まり」を教えてださい。
無謀なしかり方で子供の心を閉ざさないことです。

子供の成長とともに、親のしかり方も成長しなければなりません。

14.「だって」「でも」の口答えに、頭ごなしで怒っていませんか?

「だって」「でも」の口答えは、子供の成長のあかしです。
子供が口答えするのは、正しいことが他にもあることに気づいたからです。

子供に「だって」「でも」の続きを話させます。
うまく話せない場合は、親が話のまとめかたをアドバイスしてください。

子供の意見が正しかったら、素直に認めほめてください。
間違っていたら、理由を伝えます。

「だって」「でも」を言い訳に使っている場合は、言い訳の見苦しさを教えてください。
自分自身で価値判断できる子供に育てる チャンスです。

15.「のろま」や「暗い」などと、性格で子供をしかっていませんか?

「あなたは暗いから友達が出来ないのよ」
「あなたはのろまだからついて行けないのよ」

しかり方、怒り方を知らない親は、「暗い」だとか「のろま」だとか、子供の性格そのものをしかってしまいます。

「暗い」だとか「のろま」だとかいった性格は、しかったところで治るものではありません。
かえって子供の心を萎縮させるだけで、事態はいっそう悪くなるでしょう。

しかるのではなくて、
「どうして友達ができないと思う?」
「どうしてついていけないと思う?」
と、子供自身に考えさせ、親子で一緒に、具体的に問題解決に一歩踏み出す姿勢が大切です。

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